2重管とは材質の異なる素材で製造した鋼管

2重管とは、内側と外側に2種類の異なる材料を使用し、これを密着させ菅の内側と外側の環境の違うところに使用されます。環境の異なる2重管の使用例は、内側が高熱環境で外側が低温環境といった火力発電の復水器や石油精製や石油化学プラントなどの熱交換器用として広く使用されています。これらの環境はいずれも管の内と外では腐食条件が異なります。使用される材質組み合わせは、内側に黄銅、外側に炭素鋼または内側に炭素鋼、外側にステンレス鋼の組み合わせた耐食性の高い鋼管です。製造法としては、2種類の材質を組み合わせた菅を冷間引間加工法で内外の材質を密着させ所定寸法に加工します。菅の外形または内径側にフィンを形状にすることで熱交換性能を向上させることも可能です。